ウェブサイトを通じて発信する情報はさまざまです。ここでは、「作物別にどのような情報を提供することで、サイト訪問者の目をひきつけることができるか」という具体例をご紹介しています。たとえばコメ栽培へのこだわりや想いを伝えたり、コメを大切に育てている様子を発信することはその作物の評価につながります。
おいしいコメの作り方
品質を決める要素
品種はもちろんのこと、栽培方法や気象条件、産地、また収穫後の乾燥方法や調製方法、どのよに貯蔵するかといったさまざまな要因がコメの品質を左右します。
栽培計画
品種の特性を引き出すために、育苗に続く、本田準備、施肥計画、移植、雑草防除、病害虫防除、水管理、施肥、収穫、調製、出荷までの計画を立てて、それを実行します。
コメの品種はたくさんある!
良食味品種
明治時代に農民により選抜された山形県の「亀の尾」と京都府の「旭」などが起源と言われています。その後品種改良が行われ、現在の「ササニシキ」につながる系譜ができました。良食味品種は市場で銘柄米に指定され、産地と品種を組み合わせて産地銘柄で取引されています。
わたしのコメ栽培
苗の活着
移植後は気温が活着に影響します。そのため、気温が低いときには深水にして苗を低温から保護する対策を講じています。
水の管理
幼穂の発育期には土壌に適度な酸素を送り込んだり、根の活力を高くするために数日おきに寒害と落水を繰り返しています。
施肥
分げつ数を確保し、要面積を増やして初期の生育を促進する「分げつ肥」のほか、「つなぎ肥」をして分げつ茎を成長させ枯死を不正イでいます。
環境保全への取り組み
有機質肥料である米ぬかを雑草を抑制する目的で使用することで、農薬の使用量を減らす取り組みを行っています。有機栽培ではイネ体内の窒素含量が低く繁茂しにくくなり、病害虫の発生が少ないと言われています。また一般の栽培米に比べて食味の向上も期待できます。