ウェブサイトを通じて発信する情報はさまざまです。ここでは、「作物別にどのような情報を提供することで、サイト訪問者の目をひきつけることができるか」という具体例をご紹介しています。たとえばモモ栽培へのこだわりや想いを伝えたり、モモを大切に育てている様子を発信することはその作物の評価につながります。
おいしいモモの作り方
土壌
モモの根は酸素要求量が大きいため、排水性や通気性がよい土壌が適していると言われます。
芽かき
木が若いうちは、木の骨格を作り樹形を整えることを目的にして、芽かきの作業を行い不要な新芽を取り除きます。
摘果
早めに摘果するほど果実はよく肥大すると言われます。しかしながら生理落果により着果量が不足する危険性も高まります。そのため、万回から3-4週間後の予備摘果と袋かけの直前に行う仕上げ摘果を組み合わせて栽培します。
袋かけ
とくに中生(なかて)や晩生(おくて)の品種は病害虫におかされやすいので、袋がけを行っています。
改植
モモの樹は寿命が短いため、同じ園地での栽培を避けて、改植を行いながら栽培しています。
モモの品種はたくさんある!
6月
さおとめ、ちよひめ、武井白鳳など
7月
日川白鳳、加納岩白桃、八幡白鳳、白鳳、あかつき、大久保、浅間白鳳、大和白鳳など
8月
愛知白桃、清水白桃、川中島白桃、白桃、ゆうぞら、ゴールデンピーチなど
わたしのモモ栽培
時期を見極めた摘果
摘果は早い時期に行う方が果実は大きくなりますが、生理落果もあるため果実の量が減る恐れがあります。タイミングをみながら、複数回に分けて摘果をしています。
収量と品質の管理
通常、完熟よりも少し前に収穫して出荷しますが、現在では流通技術(コールドチェーンなど)が進歩しています。わたしたちの農園では、より完熟に近いモモを収穫しています。
肥大期の管理
葉が十分光合成を行えるように、混みあった徒長枝を取り除くことや、しっかり誘引して樹冠への日あたりを良くしています。日当たりが良いほど、果実の糖度が上がります。成熟期には水分量も必要ですが、水を多くやり過ぎると味が淡泊になってしまうため、適度な水やりで品質向上対策を講じています。